複合機(コピー機) 用語集
- ■ あ行
-
- ▼ ipm 【あいぴーえむ】
イメージスキャナやプリンタなどの性能指標の一つで、1分当たりの入出力枚数。「ppm」(page per
minute:ページ毎分)とほぼ同義。両面読み取り/印刷機能がある場合は、1分当たりに処理できる面
の数を表す。- ▼ ESC/P 【いーえすしーぴー】
-
セイコーエプソンが開発したプリンタ制御コードの体系。同社のドットインパクトプリンタに最初に搭載
され、その後他社も採用したため、事実上の業界標準となっている。後継規格に、国内で多く普及して
いたNECのPC-PRシリーズのプリンタも制御できるようにしたESC/Pスーパーや、ページプリンタ用の
ESC/Pageなどがある。 - ▼ イメージスキャナ 【いめーじすきゃな】
紙から図形や写真を読み取って、画像データとしてパソコンに転送する装置。読み取る対象の紙など
に光を当て、反射光をCCDなどで読み取ってデジタルデータに変換する。読み取った画像は点の集ま
りとして表現されるため、どのくらい細かく画像を読み取るかの性能指標としてdpi(dot per inch)が使
われる。200dpiなら1インチを200の点の集まりとして読み取る。この値が高いほど、原画に近い精細な
画像が得られる。コピー機のように原稿を固定して読取装置を動かすフラットベッドスキャナ、POSシ
ステムのバーコード読み取り機のように、原稿を固定して読み取り機を手動で動かすハンディスキャ
ナなどの種類がある。- ▼インクジェットプリンタ 【いんくじぇっとぷりんた】
インクの微細な粒子を紙に吹き付けることにより印刷を行なうプリンタ。個人向けのプリンタで現在最
も広く普及している方式。インクを吹き出す機構は各社で異なっており、セイコーエプソンのマッハ
ジェット方式は圧電素子によって、キヤノンのバブルジェット方式やHewlett Packerd社のサーマルイン
クジェット方式はインクに熱を加えて生じる気泡によってインクを射出している。写真に近い高い画質
が得られる 1440dpiの高解像度の製品も、A4サイズ対応で数万円程度の価格で販売されている。
- ■ さ行
-
- ▼ cpi【しーぴーあい】
ドットインパクトプリンタなどの主に文字を出力する機器で使われる解像度の単位。
1インチに何文字入るかを表す。この値が高いほど字が小さい。- ▼ cps【しーぴーえす】
-
ドットインパクトプリンタなどの主に文字を出力する機器で使われる印字速度の単位。1秒間に何文字
印字できるかを表す。この値が高いほど印字が速い。 - ▼ ジャム【じゃむ】
プリンタやコピー機などの印刷機器の内部で起きる紙詰まり。 ジャムが発生すると紙を
送ることができず印刷できなくなるため、筐体のカバーを開いて詰まった紙を取り除く必要がある。
- ■ た行
-
- ▼ タンデム方式【たんでむほうしき】
カラーレーザープリンタの印刷方式の一種で、4色を一度に印刷する方式。
カラー印刷はCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色のトナーを組み合わせて色を再現する
が、タンデム方式では、各色のドラムを横に並べてそれぞれに感光系を用意し、いっぺんにすべての
色の印刷を行なう。これに対し、回転式の装置に各色のドラムを収め、一つの感光系で1色ずつ4回印
刷を行なう方式を4サイクル方式という。
タンデム方式は一度に印刷を行なうので4サイクル式より単純に4倍近い速度で印刷できるが、各色を
別の位置にある別の装置で印刷するため、紙送りと印刷のタイミングを正確に制御しないと色によっ
て微妙に印刷位置がずれてしまう色ズレが起きるという問題がある。また、感光系を4つ用意しなけれ
ばならないため装置が大型で高価になる。- ▼ TA方式【てぃーえーほうしき】
-
カラー印刷が可能な感熱式プリンタの方式の一つで、TA用紙と呼ばれる特殊な専用紙を用いる方
式。TA用紙は3層の熱発色層を重ねた用紙で、加熱することによりそれぞれシアン、マゼンタ、イエ
ローの3原色に発色する。各層に含まれる発色素材の発色階調濃度を調節することで、1ドット中で
3原色の重ねあわせを表現できる。
このため、フィルムから現像した銀塩写真、あるいは昇華形プリンタと同レベルのきめの細かいフルカラー画像を印刷することができる。
デジタルカメラの画像を印刷するための小型のデジタルフォトプリンタなどに採用されており、家庭でデジカメの画像を「現像」することができる。 - ▼ dpi【でぃーぴぃーあい】
プリンタやイメージスキャナ、ディスプレイなどで使われる解像度の単位で、1インチを何個の点の集ま
りとして表現するかを意味する値。この値が高いほど、より精細な表示や印刷、スキャンなどが可能と
なる。- ▼ ドットインパクトプリンタ【どっといんぱくとぷりんた】
ピンを縦横に並べた印字ヘッドをインクリボンに叩きつけ、圧力で紙に文字の形の「跡」を付けることに
より印刷を行なうプリンタ。ドットマトリクスプリンタとも呼ばれる。
動作音が大きく、解像度も上げにくいため、インクジェットプリンタやレーザープリンタの低価格化に伴
い、現在では複写用紙(カーボン紙)を使う伝票の重ね印刷以外の用途ではほとんど使われていな
い。- ▼ トナー【となー】
コピー機やレーザープリンタで紙の着色に使われる、微細な粉末状のインク。それぞれの機種専用の
樹脂製のトナーカートリッジに詰めて提供される。モノクロプリンタ(コピー機)用のトナーは黒色で、カ
ラーの場合はこれにシアン・マゼンタ・イエローの3色のトナーを加えたCMYKの4色で印刷を行なう。
通常、トナーは着色したプラスチック材料を細かく砕いて製造するが、この製法だと形状や大きさがま
ちまちになってしまい、印字した時に輪郭が不鮮明になってしまう。最近では仕上がりをより美しくする
ために、大きさそろえて球状に成型したり、熱に対する特性の異なる樹脂材料などと層構造を形成し
たトナー製品も登場している。
- ■ は行
-
- ▼ 4サイクル方式【ふぉーさいくるほうしき】
カラーレーザープリンタの印刷方式の一種で、1色ずつ4回の印刷工程を繰り返して印刷を行なう方
式。
カラー印刷はCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色のトナーを組み合わせて色を再現す
るが、4サイクル方式では各色のドラムが回転式の装置に収まっており、1色印刷すると回転して次の
色を印刷するという工程を4回繰り返し、すべての色を印刷する。感光系が一つで済むため、装置全
体を小型化・低価格化できるが、4回印刷を繰り返すため印刷速度は遅い。また、一つの感光系です
べての色を印刷するため、複数の感光系で印刷する際に問題となる色ズレが起きにくいという利点も
ある。
これに対し、各色のドラムを横に並べ、それぞれに感光系を用意して一気に印刷する方式を「タンデ
ム方式」あるいは「シングルパスカラー方式」という。- ▼ プリンタ【ぷりんた】
-
コンピュータで作成した文字データや画像データ、図形データなどを紙やOHPシートなどに印刷する装置。最も普及しているのはインクジェット方式とレーザー方式で、インクジェットプリンタは安価で小型なため、家庭などで広く利用されているが、インクを用いるためレーザー方式ほど精細な印刷はできず、また印刷速度も遅い。レーザープリンタはコピー機と同じ原理で、比較的高価だが印刷速度が速く、精細な出力が得られるので、主にオフィスなどで利用される。
- ▼ プリンタ複合機【ぷりんたふくごうき】
プリンタにスキャナやFAXなどの機能を統合した製品。 プリンタの筐体上部に原稿読み取り台を統合した形態が一般的で、単体でスキャナやプリンタとして
利用できるほか、パソコンを介さずコピー機として機能するようになっているものが多い。電話回線の
接続口を持ち、読み取った原稿をFAXで送信する機能を持った製品もある。
プリンタ部はインクジェットプリンタが多いが、高級機の中にはレーザープリンタになっているものもあ
る。 それぞれ単体で購入するより安く、設置面積も狭くて済むうえ、簡易とは言えコピー機としても使える
ため、日本の小規模事業者を中心に人気を博している。- ▼ppm【ぴーぴーえむ】
プリンタの性能指標の一つ。1分間に印刷できる枚数を示す。1分間に10枚印刷できるプリンタの印刷
速度は10ppmである。/p>
- ■ ら行
-
- ▼ レーザープリンタ【れーざーぷりんた】
レーザー光を利用して感光体にトナー(黒炭の粉)を付着させ、それを熱と圧力で紙に転写して印刷
を行なうプリンタ。原理は複写機(コピー機)とほとんど同じ。
4色のトナーでカラー印刷ができるものや、FAXやコピーなどの機能を持つ複合機もある。
インクジェットプリンタなど他の方式に比べ、高品質で高速に印刷することができ、動作音も静かだ
が、装置が大きくて重く、発熱量や消費電力が大きい、トナーやドラムなどの消耗品が高いなどの欠
点もある。以前は業務用の製品しかなかったが、小型化・低価格化が進み、現在ではA4版で10万円
を切る個人向けの製品も販売されている。



